変わるヒント
痩せない原因はこれかも?やりがちな5つの落とし穴

どうも、トレーナーの横山です。
「食事にも気をつけているし、運動もしている。なのに、なかなか痩せない」
そんなふうに感じたこと、ありませんか?
すごく気持ちは分かります。
頑張っているのに結果が出ないと、「自分は太りやすい体質なんだ」と思いたくなりますよね。
でも、これまでたくさんのお客さまとお話ししてきて感じるのは、痩せない原因は、体質よりも毎日の何気ない習慣にあることが多い、ということです。
しかも、その多くはご本人が気づいていないところに隠れています。
今日は、僕がよく見かける「やりがちな落とし穴」を5つ紹介します。
いくつ当てはまるか、チェックしながら読んでみてください。
落とし穴① 頑張ったあとの「ご褒美」が大きすぎる
運動をしたあとって、お腹が空きますよね。
僕もトレーニングやウォーキングのあとは、すごくお腹が空きます。
お酒が好きな方なら、運動のあとのビールは格別だと思います。
僕は普段あまり飲まないんですけど、久しぶりに飲んだときのあの一杯は、正直おいしすぎます。
頑張ったあとに自分をねぎらうのは、とても大事なことです。
ただ、ここに一つ落とし穴があります。
運動で使ったエネルギーより、ご褒美で摂るエネルギーのほうが大きくなっていないか、ということです。
体格や歩く速さにもよりますが、30分ほどのウォーキングで使うエネルギーは、缶ビール1本(350ml)とだいたい同じくらいです。
つまり、1本飲んだ時点で、その日の運動はほぼ帳消しになってしまうんですよね。
せっかく貯めたお金を、その日のうちに全部使ってしまうようなものです。
ご褒美をやめる必要はありません。
「毎回」を「週末だけ」にする。大きいサイズを小さいサイズにする。
それくらいの調整で十分です。
落とし穴② 「ヘルシーそう」な食品を、安心して食べている
コンビニに行くと、お菓子売り場とは別に、なんとなく体によさそうな商品が並んでいるコーナーがありますよね。
プロテインバーや、栄養補助食品のようなものです。
「今日はお菓子じゃなくて、こっちにしよう」
そのように選んだこと、ありませんか?
こうした食品が悪いわけではありません。
たんぱく質が手軽にとれるなど、うまく使えば便利なものもたくさんあります。
ただ、ダイエットという目で見ると、裏のカロリー表示を見てびっくりすることが少なくないんです。
食べやすくするために糖分や脂質が多めに入っていて、カロリーで見るとお菓子とあまり変わらないものもあります。
要は、名前とパッケージが変わっただけの、お菓子のようなものなんですよね。
厄介なのは、「ヘルシーなものを選んだ」と思っているので、食べることに罪悪感がないことです。
気づいたら、毎日お菓子を食べているのと同じことになっていた、というケースは意外と多いです。
手に取ったら、一度だけ裏のカロリー表示を見てみてください。
裏の表示を見ると、種類が『菓子』と書かれているものもあります。
そんなときは、「今日のお菓子はこれ」と数えておく。
それだけで、付き合い方はずいぶん変わります。
落とし穴③ 昼は食べずに、夜にまとめてドカ食い
仕事が忙しいと、お昼ご飯を食べる時間がない日もありますよね。
そして夜、仕事が終わってホッとした瞬間に、ものすごくお腹が空いてくる。
そんなときに食べたくなるのは、たいてい味の濃い、こってりしたものです。
僕にもコンビニに好きな麺があって、油たっぷりのスープに具材をぐちゃっと混ぜて食べるんですけど……それは太りますよね(笑)
空腹の時間が長かった分、夜に食べたくなるのは自然なことです。
ただ、空腹をギリギリまで我慢するのは、ばねを強く押し縮めているようなものです。
手を離した瞬間、そのぶん大きく跳ね返ってくる。
夜にまとめて食べると、1食で1,000kcalを超えてしまうことも珍しくありません。
対策は、空腹の時間を長くしすぎないことです。
忙しい日こそ、おにぎり1個やゆで卵のような、すぐ食べられるものを、どこかで少しだけお腹に入れておく。
それだけで、夜のばねの跳ね返りがずいぶん小さくなります。
落とし穴④ 「そんなに食べてない」と思っている
ダイエットの相談を受けるとき、僕は「普段、何を食べていますか?」と聞くようにしています。
そのときに一番多い答えが、「そんなに食べてないんですけどね」なんです。
体感では、半分以上の方がそうおっしゃいます。
これは、その方が嘘をついているわけでも、悪いわけでもありません。
食べたものって、思っている以上に覚えていないんですよね。
特に、合間にちょこちょこつまんだものは、なかなか記憶に残りません。
僕自身もそうです。
動画やテレビを見ながら袋のお菓子をつまんでいて、気づいたら1袋なくなっていた、なんてこともあります。
家計簿をつけていないと、何にお金を使ったのか分からなくなるのと同じで、食べたものも、残しておかないと見えません。
そして、見えないものは直しようがないんです。
だから、まずは記録をつけてみるのがおすすめです。
難しく考えなくて大丈夫です。
食べる前に、スマホで写真を1枚撮る
食事を記録できるアプリに入れてみる
どちらか、やりやすいほうで構いません。
「こんなに食べていたんだ」と気づくことが、すべての出発点になります。
落とし穴⑤ 気づいたら食べ終わっている「早食い」
最後は、早食いです。
実は、僕も早食いです。
朝、時間がないときは「5分で食べる」と決めて、本当に5分で食べ終わってしまいます。
問題は、時間があるときも早食いになっていないか、ということです。
早食いが痩せない原因になるのは、満腹のサインが遅れて届くからです。
胃が「もう十分です」と脳に伝えるまでには、少し時間がかかります。
そのサインが届く前に、どんどんお腹に詰め込んでしまう。
注文した荷物がまだ届かないからといって、同じものを追加で注文してしまうようなものです。
結果的に、自分に必要な量よりも多く食べてしまうんですよね。
僕がやっているのは、一口ごとに箸を置くことです。
ただ、正直に言うと、朝ご飯は時間がないので諦めています。
そのかわり、夜ご飯だけは落ち着いて食べるようにしています。
3食すべてでなくても、1日1食、ゆっくり食べる食事をつくる。それだけでも十分意味があります。
ちなみに、僕はときどき利き手じゃない左手で食べることもあります。
自然とゆっくりになるんですけど、周りからは「そこまでやる?」と笑われます。右手が使えなくなったときの練習も兼ねている、ということにしています(笑)
まとめ
今日は、頑張っているのに痩せない人がやりがちな、5つの落とし穴を紹介しました。
頑張ったあとの「ご褒美」が大きすぎる
「ヘルシーそう」な食品を、安心して食べている
昼は食べずに、夜にまとめてドカ食い
「そんなに食べてない」と思っている
気づいたら食べ終わっている「早食い」
もちろん、これ以外にも痩せない原因はありますし、どれも当てはまらないという方もいると思います。
もし「それ、やっていたかも」というものがあっても、自分を責めなくて大丈夫です。
そして、5つ全部を一度に直そうとしないでください。
完璧にやろうとすると、1回崩れたときに全部やめたくなってしまいます。
このあたりは「1回崩れただけで、諦めていませんか」でもお話ししています。
今日からできることは、一つだけ。
当てはまったものの中から1つを選んで、明日の食事で試してみてください。
迷ったら、まずは今日食べたものを写真に撮ることから始めてみる。
痩せない原因に気づくことが、体を変える最初の一歩になります。
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著者情報
横山 響(よこやま ひびき)
カエルジム 代表・トレーナー
保有資格:NSCA-CPT / REASHコーチ級トレーナー
パーソナルトレーナーとして5年、延べ200人・累計約1500セッションのダイエット・体づくりをサポート。
「続かないのは意志の弱さではなく、仕組みがないから」を軸に、ジムにいない時間の行動設計まで含めた指導を行っています。





